組織学習システム論 中原

13:00 工2・93B1

組織と物語:物語行為は知識共有を促進する

ディスカッションテーマ:あなた自身がストーリーテリングで知識共有が促進された経験を語り合ってください。
 
物語とは何か?
ポール リクール,時間と物語

時間と物語〈1〉物語と時間性の循環/歴史と物語

時間と物語〈1〉物語と時間性の循環/歴史と物語

時間と物語〈2〉フィクション物語における時間の統合形象化

時間と物語〈2〉フィクション物語における時間の統合形象化

時間と物語〈3〉物語られる時間

時間と物語〈3〉物語られる時間

 
「人間は物語る動物である」
野家啓一,物語の哲学 (岩波現代文庫)
物語の哲学 (岩波現代文庫)

物語の哲学 (岩波現代文庫)

 
人々の間のストーリーテリングの交換が、さまざまな共同体の境界(ウチとソト)をつくりだすことがある。
 
人文科学からのストーリーテリングへのアプローチ:社会構成主義
経営学からのストーリーテリングへのアプローチ:効率主義的
両者の見方にはズレがある。
 
こんな記事を見つけた。

花王,強さの喪失を危惧する社長,ストーリーテリングで“個性”を継承

“消費材メーカーの雄”花王が経営理念の浸透活動に力を入れている。尾崎元規社長は、花王らしさを明確につかんでいるがゆえに、不安を抱えていたからだ。「グローバル化と事業領域の拡大で大所帯となり、この花王たるゆえんを伝承して、社員に染み付かせていくのは容易ではなくなってきた。」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/JIREI/20070626/275972/

全文献リストはシラバスにあります
http://www.nakahara-lab.net/blog/2008/02/post_1158.html