学際情報学概論I 山口

10:15 工2・93B1

知的財産権と自由な情報流通との調整のあり方をめぐる憲法学的考察

イギリスでの在外研究の報告

http://www.iip.or.jp/summary/summary2007.html#19_17

  1. はじめに 「財産」としての「情報」の保護
  2. 「知的財産法」という概念をめぐる意味と課題
  3. 「知的財産」の淵源に内在する緊張 私的権利と公共の利益との間の均衡をめぐる緊張
  4. 「知的財産」の本質とは
  5. 「知的財産」の正当化事由に対する問いかけ
  6. 欧州におけるハーモナイゼーションの中での英国特許法−「特許能力のある発明」の範囲をめぐる争点
  7. 結びに代えて−知的財産権と自由な情報流通との調整に向けた二つの留意点
    1. 私的権利と公共の利益との関係は緊張を孕んでおり、これらの均衡の図り方は、時代や問題に応じて、ときに大きな変化を余儀なくされる
    2. 無体物が「価値」を持つことと、無体物が「財産」であることについて論じるに当たっては、循環論法に陥らないように注意しなければならない

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上記のほか多数の海外文献の紹介がありましたが省略します。

学際情報学概論Iはオンライン受講できます。
一般の方も動画視聴できます。一般公開されない回もあるようです。
http://iiionline.iii.u-tokyo.ac.jp/